インプラントのリスク・トラブルが気になる方へ

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リスク・トラブルが気になる

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インプラント治療において、患者さんが気にされることとして「リスク・トラブル」があります。本ページでは皆さんから特に聞かれるものをわかりやすく説明しておりますのでどうぞご確認ください。

■ インプラントってどのくらいもつの?

インプラントは半永久的に持ちます。ただし、こちらも必ず説明しますが、皆さんが考えなければいけないことは「なぜ歯が抜けてしまったか」です。事故で抜けてしまった場合や遺伝的に歯が弱い場合を除き、抜けることには必ず原因があります。虫歯や歯周病が代表的ですが、その根本原因を解決することが重要なのです。

食生活や、日ごろの習癖(歯ぎしりやタバコなど)はもちろん、磨き残しのないようなブラッシング、フロスを使った口腔ケア、定期的な歯科医院での受診が、長持ちさせるために重要なことをご理解ください。

■ 手術の安全性は?

手術は決して安全ではありません。ただし、それは条件が整っていない場合です。インプラント治療をするための、最適な環境・設備のもとで、治療経験豊富な歯科医師やスタッフが、患者さんの健康をしっかり把握し、最新の注意を払えばとても安全な治療です。

■ 何回かかるの?

インプラントにおける通院回数は、カウンセリングや検査、手術、術後のメインテナンスを含めると長期にわたります。また、埋入するために必要な顎の骨の量が足りない場合などは、さらに時間がかかってしまいます。手術自体は、1回法、2回法とあり、1回法は通院回数1~2回ほどで期間にして約1~2週間ほどです。2回法は通院回数4~6回ほどで期間にして3~6ヶ月ほどになります。

■ いくらかかるの?

保険がきかないインプラント治療では、最初の段階でどれぐらいの費用がかかるかをしっかり説明します。当院では、最初に聞いていた金額と誤差が出るようなことはあり得ません。1本あたりの金額は20~30万ほどとお考え下さい。

■ 痛くないの?

できるだけ患者さんの負担を軽減するために配慮しておりますが、外科手術になりますので、術後2~3日は痛みが出ます。親知らずの抜歯などを思い浮かべていただければわかりやすいかと思います。また、顎の骨の量が足りない場合に行う骨移植をする場合も5日ほど痛みが出ることがございます。ただこのあたりは個人差がありますので痛みが続く場合は遠慮なさらずすぐにご相談ください。

左側の写真から右側の写真までは鎮痛剤を一回飲んだだけの治療です。治療は局所麻酔(むし歯治療の時に使用する麻酔)のみです。全身麻酔の必要は全くありません。術後仕事を休まないと・・・と思っている方もいらっしゃるようですが、ほとんどの方がその日散歩や仕事に出勤できます。(さすがに激しい運動は控えていただいておりますが・・・)インプラント治療は大手術とおもわれますが、当院のインプラント治療は治療中にいびきをかいて寝てしまわれる患者さまもいらっしゃるほどです。また、手術時の痛みが気になる方は、健康状態をしっかり把握した上で、「制脈内鎮静法」にて眠っている間に終わるようにします。

※症例写真は新谷院長による手術の写真になります。
説明用写真として、提示を快く承諾していただきまして心より感謝申し上げます。

■ 人間ドックなどでMRIは大丈夫?

人間ドックなどでMRI検査を受ける際に「金属を外してください」と言われますよね。この場合、インプラントは大丈夫なのかという不安があるかと思いますが、当院に関しては問題ありません。ただし、こちらのページをご覧の方で、他院でインプラント治療を受けた、または受けようとおもっている方は、使用しているインプラントメーカーが違う場合があるので注意が必要です。インプラントの種類によっては前処置が必要になる場合もあるので、担当医にしっかり聞くようにしてください。

■ 病気(持病)があっても大丈夫?

心臓病や肝疾患、糖尿病などの持病を患っている場合、治療が受けれないこともあります。特に糖尿病は免疫機能が低下しやすく傷の治りが遅くなるため、手術が必要になるインプラント治療は避けられています。上のほうの項目にある手術の安全性でも説明していますが、インプラント治療は適切な環境で行われて初めて安全に治療できるものですので、必ず持病がある場合や体調が悪い場合はご相談ください。

■ タバコを吸っていても大丈夫?

治療自体はできます。しかしながら、インプラント治療を受けた喫煙者の患者さんの予後は、非喫煙者の患者さんと比べてあまりよくありません。また、タバコは歯周病とも深く関係しており、歯が抜けてしまった原因の一つも考えられます。私のインプラント治療の経験からも言えることですが、タバコはインプラントの寿命を短くするので、できるだけおやめになることをお勧めしています。

■ インプラント手術、失敗は?

インプラント手術の失敗には、術前・術後で、また、術者(歯科医院)に原因がある場合と患者さんに原因がある場合があります。失敗には、下記のようなケースが考えられます。

◯ インプラント体と顎の骨が結合しない

チタンが顎の骨と結合することで安定した土台が得られるわけですが、これがしっかり結合しなければ脱落や動揺(ぐらつき)の原因となります。ドリルの熱により骨がダメージを受けたり、正しくインプラントが埋入されていないとうまく結合しません。当院では、インプラント体と顎の骨がより結合促進される光機能化インプラントを導入しており、正確に埋入するための3Dプリンターやサージカルガイドによるシュミレーションも充実していますのでご安心ください。

◯ 上部につく(歯の代わりになる)
被せ物の破損など

上部につけた被せ物も、かみ合わせが悪いことにより被せ物が破損する場合があります。歯ぎしりや、ぐっと食いしばる癖がある方は特に注意が必要です。またかみ合わせ不良が放っておくと、インプラント体にも負担がかかり脱離するケースもありますので注意が必要です。