インプラントを使用した入れ歯
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歯を失った場合の治療として総入れ歯を選択することもあるのですが、総入れ歯は外れたりずれたりして煩わしい思いをしたり、食べ物のカスが間に入り痛みを感じたり、なにかとストレスを感じる部分があります。
そのような悩みを無くすための治療法として「オーバーデンチャー」という方法があります。
デンチャーとは入れ歯のことですね。
オーバーデンチャーとは
通常の総入れ歯であれば、噛む力を歯肉(粘膜)だけで支えることになるので、食事中にずれる・食べ物が挟まる等、食べづらい・痛い等の問題が起こりやすくなってしまいます。
インプラントを使用したオーバーデンチャーは、埋入したインプラントの上に、連結する部品(ボタンや磁石のようなもの)をつけ、それにピッタリと合う総入れ歯を装着させます。
インプラントに総入れ歯がガッチリと固定され、噛む力をインプラントで支えることができますので、通常の総入れ歯に起こりがちな問題(ずれる・痛い)がおきず、よく噛んで食べられるようになります。
このようなことでお悩みの方に
- ・入れ歯がずれやすい
- ・入れ歯が外れやすい
- ・入れ歯でしっかりと噛んで食事ができない
- ・入れ歯を使っていると痛みがある
- ・話しにくい
- ・予算が限られている
オーバーデンチャーのメリット
1)食事や会話におけるストレスがなくなる
通常の入れ歯の場合、入れ歯が不安定でしっかり噛むことができなかったり、噛むと痛みがでてしまうことがあります。オーバーデンチャーの場合、入れ歯をインプラントで支えるので、安定性が高く、しっかり噛むことができます。毎日の会話や食事を、ストレスを感じることなく楽しむことができます。
2)半固定式で清掃しやすい
インプラント治療は固定式のため、清掃が難しく不十分になることがあります。オーバーデンチャーの場合、取り外すことができるので清掃がしやすく衛生的です。
3)入れ歯がずれたり合わなくなる
心配がない
入れ歯は不安定で会話中にずれてしまうことがあります。さらに、歯茎で噛む力を支えるため、全体的に負担がかかり歯茎の下で支える骨が吸収(痩せる)してしまい、入れ歯が合わなくなる心配に繋がります。オーバーデンチャーはインプラントで噛む力を支えるため、骨の吸収を抑えることができる上、会話中にずれてしまう心配もありません。
4)違和感が少ない
オーバーデンチャーで使用する入れ歯は、通常の入れ歯のみの治療に比べて小さく作ることができます。大きな入れ歯でお口の中を覆うと、違和感を感じたり発音しにくかったり、食事の味を感じにくいなどの問題に繋がることがありますが、オーバーデンチャーはそのようなこともなく快適に過ごしていただくことができます。
オーバーデンチャーのデメリット
- ・入れ歯と比べてインプラントを埋入するための外科手術が必要となり、費用と身体への負担が増える
- ・ 「入れ歯」と「インプラント」それぞれに清掃する必要があり、手間が増える