治療後の予後・メインテナンスについて

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予後・メインテナンスについて

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治療後どのくらいの期間もつの?

インプラント体は半永久的ですが、治療後のお手入れで持ちが変わります。
インプラント体はチタン製でとても丈夫ですので、錆びたり変質したりすることなく半永久的に機能します。しかし、お手入れが不十分ですと、ご自分の歯と同様、歯周病にかかってしまいグラグラ動いてきてしまうことがあります。良い状態で長期間お使いいただくためには、食生活や日頃の習慣、歯科医院での定期的なクリーニングやホームケアなどのアフターケアが欠かせません。

日本人に多い病気、歯周病とは?

日本の成人10人のうち、8人がかかっているといわれている歯周病。
歯肉に炎症が起き、出血・膿がでたり、口臭がひどくなる等の症状の末、歯が抜け落ちてしまうという病気です。ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌が歯垢を作り出します。歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。その中や周りにさらに細菌が入り込み、毒素を出し続けます。 この状態はブラッシングなどで取り除くことはできません。ご自分で行えるケアにも限界があり、日ごろから気を付けて生活していてもどうしても歯垢や歯石は蓄積してしまいます。
そこで歯科医院で定期的にプロの検査を受けることが重要となります。

PMTC (プロフェッショナル・メカニカル・
トゥース・クリーニング)とは

PMTCは、毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯の汚れを、歯科衛生士などの専門家が専用機器を用いて綺麗にクリーニングすることです。毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や歯ブラシでは磨くことができない歯周ポケット内の歯の根の部分もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。歯石を取るような治療ではなく、あくまで心地よい範囲の刺激で行なわれます。

定期的にPMTCを行う事でお口の環境を整えるだけでなく、専門的な知見でお口の中の経過を観察することができ、異常が起こっている場合にすぐに対策を立てることができます。

ご自分で行うケアについて

  • 生活習慣
    お口の中の環境を常にクリーンに保つためには、実は朝昼晩のブラッシングだけでは不十分なことがあります。その中でもタバコを吸う方、コーヒーや砂糖が入った飲み物などをよく飲まれる方などは特に注意が必要です。タバコはお口の中に残りやすく、歯周病の原因の一つとされます。砂糖を多分に含んだ飲み物も同様にお口の中に歯垢を発生させやすくし、それが磨き残しとなってお口の環境を悪化させる可能性が高いです。その為、何気ない生活習慣から改善していくことも重要となります。

  • 悪習癖
    歯ぎしりや長い時間頬杖をついたりしていると埋入したインプラントに強い負荷をかけることになり、最悪の場合抜け落ちることも考えられます。インプラントに限らずご自分の歯にもダメージを与えかねません。また、悪習癖が慢性的に行われ続けることで噛み合わせ異常や歯並び悪化などを起こし、これがブラッシングを行いにくくさせたりすることでそこからお口の環境が悪化することも考えられます。インプラントを長く使用するためにはこういった悪習癖も改善していく必要があります。

  • ブラッシング+α
    ご自身で行えるブラッシングではどうしても限界がありますが、それでも適切に行うことで長く健康なお口を保つことができます。一日3回以上必ず歯磨きを行い、時間は10分以上かけて一本一本丁寧に磨きます。ここまではみなさんご存じかとは思いますが、歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで更に高い効果を得ることができます。どちらも市販されていたり、歯科医院で購入することができます。また、ブラッシングのコツなどの指導も行う事ができますので、お気軽にお問い合わせください。

歯科医院での定期検診

定期検診は3ヶ月~半年の間に1回行うのが良いとされています。
この定期検診でインプラントを埋入した部分だけでなく、お口の中の全体像を検査することができ、トラブルを未然に防ぐことができます。インプラントを入れたからと言って治療が終わるわけではありません。インプラントを埋入することになった原因を取り除かなければ、また別の歯が抜け落ちてしまうことも考えられます。歯が抜け落ちてしまった原因を改善し、定期的に歯科医院に行き、予防に努めましょう。